もし住宅ローン返済期間中に重い病気や死亡してしまったらどうなるの?

 

今回は住宅ローン団体信用生命保険についてです。
住宅ローンは最長35年と長きにわたって大きな金額を返済してゆかなければなりません。
※リレーローンなどもっと長いのもありますが。


簡単に言うと、その間お父さんがローンを組んで家を買ったものの、病気や不慮の事故でお亡くなりになってしまった場合、その時点で残りの住宅ローンを保険で完済することによって、残された家族に支払いが残らないというものです。

以前は死んでしまった場合・・・だったのですが、最近では、「がんと診断されたら住宅ローンを0円」とか、「脳梗塞、急性心筋梗塞で一定期間症状が継続したら住宅ローンを0円」などがん以外にも8疾病保証や就業不能状態が続くと住宅ローンを0円という商品も出ています。


通常は自分でこのような保険に加入して備えておくのですが、家を買ったときにこのようは保険で備えておけば、似たような保険には加入しなくても良かったりします。

自分で保険に加入となると月々幾らという金額を払わなければなりませんが、住宅ローンでこのような商品に加入する場合は、一般の団体信用生命保険付き住宅ローンに比べ、例えば8疾病保障付住宅ローンは年0.3%、ガン保障特約付住宅ローンは年0.1%というように住宅ローンの金利に上乗せされてのお支払いということになります。

金利の低い今ならこの上乗せ金利分は微々たるものだと思いますし、やはり無いのが一番ではありますが、万一なってしまったことを考えると良い保険に入っていて悪いことはないと思います。

只、先程同じような保険には・・・というお話を致しましたが、住宅ローンを支払い終えたら保険も終了です。


この保険が終わる頃の年齢だと、新たに加入する保険料が高くなったりするかもしれませんので、この辺は良く考えて保険に加入する必要がありますね。

今は本当に良い時代になりましたね。病気で働けなくなっても住宅ローン0円、死ななくても住宅ローン0円なんて一昔前では考えれない夢のような保険ですよ。

でもローンが残された家族に残らない点は一先ず安心できますね。

でも保険は大切なので、皆様がローンを借りる際は詳しく内容を確認して加入してください。





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