貧乏大家さんにならないために あの時お金をかけていれば・・・①
なかなか決まらない物件でもお客さんが全く居ない訳ではないのです。
少ないチャンスを逃してしまう大家さんがいます。
「お金をかけられない」「お金をかけたくない」という人ですね。
ある物件は古いのですが間取りは大きいのでそれなりに反響はあるのですが、風呂が凄く狭いのです。
風呂を大きくしてくれれば借りたいという人はたくさんいましたが・・・
「これ以上お金をかけたくないからその分家賃を下げてもいい」というご要望で家賃を下げるのですが、その家賃で来る反響の人も「お風呂が・・・」となるのです。
もちろん工務店である当社は浴室交換も勧めましたがダメでした。儲けられてしまうと思われたかも知れませんね。
私は確かに今はお金がかかるが建物はまだまだ使えるのでお風呂を交換しても10年は貸せると思ったのでそんなアドバイスをしたのですが。。。
結局2年位決まらなかったでしょうか。
あの時お風呂を交換して入居してもらっていれば、お風呂交換代を余裕で回収し家賃収入があったと思いますよ。まあ、たらればですけどね。
大家さんとしては入ってもらわないと何も始まらないのと、やはり古くなったものはいつか交換しなければならない、お金はかかるということをご理解の上でいろいろお考えになった方がいいと思います。