同じような家に見えても火災保険がおおよそ半額になっている住宅

 今回は省令準耐火住宅についてです。当社の住宅は基本この仕様で造っているのですが、これって結構お金がかかるんですよ。

 安い建売住宅が出てきて、価格だけしか見ないということになってしまうと当社もいろいろ考えなくてはなりません。只、少し高くてもお客様にメリットも多いので現在は頑張って造ってます。

 

 

先日当社お客さんの火災保険を聞いた際に同じもので省令準耐火でない金額も聞いてみました。保険は先ずは一例で2200万円、地震保険1100万円家財100万円水災なし期間10年という感じの条件で約20万円弱でした。省令準耐火でない場合は同じ条件で39万円位でしたよ。こうみると同じ保険でも価格がやはり違いますね。

 

その省令準耐火構造住宅の特徴は?

 

省令準耐火構造の住宅の特徴は3点あって1点目は、隣家などから火をもらわない「外部からの延焼防止」です。これを防ぐためには、屋根や外壁、軒裏などを耐火性の高い構造にする必要があります。

 

省令準耐火構造の場合、屋根は市街地での火災時の火の粉による建造物の火災を防止できるように、瓦やスレートなどの不燃材料で葺くことや外壁や軒裏については、建築基準法の防火構造であることが必要で、外壁を防火サイディング壁にすることなどが挙げられますし、火事では風向きに寄っては木材が火の玉となり飛んでくることがあります。これがベランダに落ちても、そこから火災が発生してしまうので、燃えにくい材料を下地にしたりして火災を防止します。

 

2点目は、万が一火災が発生したとしても一定時間は部屋から火が出ないように「各室防火」であることが必要です。火災の被害を最小限に食い止めるためには、火災の発生源とその他の部分を完全に区切り、延焼させないことが大切になります。

省令準耐火構造の住宅の場合、各室を区画する構造である防火区画化となっているので、火が他室に広がりにくくさらに、室内の壁や天井には火に強い石膏ボードなどが使用され、防火被覆が施されています。これにより、柱などの構造部分に燃え広がるまでに時間がかかるため、避難や初期消火が容易になるんです。

 


 

3点目は、万が一部屋から火が出たとしても延焼を遅らせることができる「他室への延焼遅延」です。建物内部で火災が起こった場合、火が壁の内側や天井裏を伝って他の部屋へ燃え広がってしまいます。省令準耐火構造ではこれらを抑えるために、火の通り道となる壁や天井内部の取合部に木材のファイヤーストップ材が設けられます。

 

省令準耐火構造が標準装備か確認してみよう!

 

省令準耐火構造住宅の場合、火災保険料が一般的な住宅と比べると割安になる場合が多いです。これから木造住宅を建てる場合、省令準耐火構造の建物にすると建物に掛ける火災保険や地震保険がおよそ半額から6割引き程度の保険料で加入できるようになります。

 

大切な家を守るための火災保険、地震保険ですが、住宅購入に関する費用を抑えたいという場合はいかに保険料を抑えるかが重要になるのではないでしょうか。

 

火災保険料以外にも、省令準耐火構造にするための追加工事にかかる金額を知っておくことも重要です。もし、省令準耐火構造の基準を満たすために必要な工事費用が、火災保険料の下がり幅と比べて割高であればメリットが少なくなってしまうでしょうね。

なので、事前に追加工事を行った場合の費用と、省令準耐火構造にしたことで生じる火災保険料・地震保険料の差額を比較しておくことが重要ですよ。

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