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5月, 2023の投稿を表示しています

火災保険にも種類があるって知っていましたか?

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  今日は「火災保険」についてです。 保険価額には 2 つの考え方があって、「新価」と「時価」として区別されているんですよ。 新価とは「その物件と全く同じものを新たに建築する、あるいは購入する場合にかかるお金の全額」を示し、時価とは、まさに「新価の額から経年劣化などを経て消耗した分をひいた金額」のことなのです。意外とこの 2 つには大きな違いがありまして、特に実際に被災した時には大きな違いが出てきてしまうのです。 時価で評価額を決定した場合のメリットとデメリットとは 例えば 5 年前に 2000 万円で新築した物件があり、この度改めて火災保険を「時価」で再契約することになったとします。例えば物価が上昇したことにより、同等の物件を入手するためには 2,500 万円を必要とするようになったと仮定します。しかし、今住んでいる物件は 5 年が経過したことで劣化し、 500 万円分消耗したと判断されたとしますよ。 このような場合、 2,500 万円 ( 新価 ) から 500 万円 ( 消耗分 ) を引いた 2000 万円がその物件の時価となります。ということはもし、今家が全焼してしまった場合降りる金額は 2000 万円です。 新たに家を建てようとしても保険では 500 万円が足りないということになりますよね。 時価の場合、新価よりも月々の保険の支払い金額は安く抑えられるメリットの一方、いざと言う時に保険ではまかないきれず、自分でお金を用意するか保険金で建てられる規模に縮小しなければならないというデメリットもあるのです。 新価で評価額を決定した場合のメリットとデメリットとは 新価で火災保険をかけている場合、火災にあった場合は 2,500 万円を受け取ることができます。その結果、同じ規模の物件について持ち出しをすることなく建築・購入可能となります。 今のトレンドはいざという時の備えとして、この新価による評価が主流となっていますね。でも、時価よりも支払う保険料の額は高くなる点がデメリットとしてあげられます。 先程の例で言えば、時価が 2000 万円、新価が 2,500 万円ということになり、単純計算で、およそ 1.2 ~ 1.3 倍保険料が高くなります。ある意味当然なのですが・・・ また、保険価額は物価変動などに大きく左右されるので、被災時に...

住宅建築⑤-B小美玉市S様邸(リビング和室編)

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 当社住宅新築施工例 ピットリビング(ダウンフロア)のあるお宅リビング和室編です。 和室はリビング内にあって普段はこのようにオープンになっています。 1.5間収納もかなりの量が入りますよ。 4畳半の畳スペース(畳は3畳) リビングに隣接した1段高い和室なので広々した感じを受けますよね。 誰か来た時は天井にロールカーテンが埋め込んであるので、これで仕切ります。 和室天井部分には天井内にロールカーテンが埋め込んであるので、これで誰か泊まりに来た時は仕切ることができます。

はじめて家を建てる人向け、土地を探して家を建てるまでの大まかなスケジュール

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  注文住宅の簡単なスケジュールをお知らせしますので、是非参考にしてみてください。 土地なしのお客様が、土地を買って注文住宅を建てる場合。 簡単な流れとしては、土地建物の総額を算出して、住宅ローンの事前審査を受けておかなければなりません。 その前に大体の土地の価格や建物の大きさ価格等をご自身で整理しておくことが大切だと思います。 ある安くて自分の条件に合った土地が見つかったとします。 その土地に注文の建物の打ち合わせを行い建物の金額を算出して、土地建物の総額を出します。 その後銀行事前審査となると、当社の預かり物件であれば売主様にご説明をして待っていてもらえるのですが、もしご自身が売主さんの立場であれば、早い時期に高い価格で買ってくれる人がいるならそちらに売ってしまうってことも理解できますよね。 そう、その間に土地が売れてしまうかもしれないのです。 ある土地がどうしても欲しい!となった時にすぐ動けるように準備しておくことが重要だと思いますよ。 土地を手に入れるために急いで建物の打ち合わせを行って、後で自分のイメージが出てきてしまうなんてことになったら、非常にもったいないですからね。(急いで決めてしまって後で、こうすればよかったという後悔) 建物のプランはそれなりに時間がかかりますし、プランが出来てから、リビングのドアはどうするとか、床材はどうするとか、タイルはどうするとか、収納はどうするとか等沢山考えるところがあるのです。 ネット等でオシャレな部屋の写真を見ていて、こんな風にしたいけど出来ますか?という方も多いですよ。 そしてプラン作成ができないと見積ができません。 見積も 1 日 2 日でできるものはありませんので、建物のプランと見積だけでも結構な時間を費やすのです。 お金を借りる、土地の残金決済をする(土地を自分名義にする)には、土地の契約をして、建物を決めて建築確認申請を行い、この建築確認申請が下りた後で住宅ローンの本申し込みとなります。 ※ 2000 万円とか 2500 万円で事前審査をクリアしていても、その後金額がアップして事前審査の金額よりも借入が増える場合は、再度審査を受けなくてはなりません。事前審査の金額よりも下がる場合は再審査の必要はありません。 建築確認申請を出してしまったら、その...