◆緊急私見◆2025年4月建築基準法改正による皆様への影響
2025年4月からの省エネ基準適合義務化についての私見
※これから新築の家を建てる・購入する人はみんなコスト増になる話です。
私は宅建士・建築士・施工管理技士の資格を有しております。
それぞれ重複しているところもあるのですが、そこは当然各専門資格が深く掘り下げています。
私の場合、宅建士についは売買関係、建築士は設計関係、施工管理技士は建物を造るうえでの施工関係などです。詳しくは今後掘り下げていきたいと思います。
今の段階で古い基準の家に2000万円や3000万円も出すのなら、もうちょっと頑張ってずっ~と快適な新基準の家にって思ってしまいます。
さて、当社は2025年4月に2022年3月当時最高等級だった断熱等級4が実質最低等級となることをお知らせいたしましたが、当社は2021年時には標準仕だった断熱等級4を2025年4月に向けてZEH住宅の建築を進めてきました。
細かい話なのですが、認定低炭素住宅、ZEH住宅でも平屋と2階建てでは少し違うのです。
これは使用部材であったり施工とか提出資料その辺のイメージですね。
私はいつも思うのですが、いろいろな情報を整理してもやっぱりそこまで金額を伸ばせないということなら仕方のないことです。
でも値下げ交渉やサービスの差だけで決めてしまわないで!って思っています。
今ということなら、価格は上がってしまうけどどのくらいの違いがあるのかを判断しないで古い基準のものを選んでしまってでいいのですか?って本当に思いますね。
プリウスなんて買うヤツはバカだ!と言われたことを思い出します。
私はお客さんに2代目プリウスを買った時の話をするのですが、私がプリウスを買ったときは補助金があったのです。
でも、それが当たり前になると補助金はなくなってしまいます。当然ですが。
もう一つ、あんな車を買うヤツはバカだ!ともその当時は言われましたよ。
ガソリン代が幾らで(その時は安かった)燃費が少し良いくらいでも何年乗らないと元が取れないとか・・・
これどっかで聞いたことがある・・・
これ今の家の話に共通しませんか?
でもハイブリッドカーはかなり普及していますし、ガソリン代が上がった今は重宝していませんか?
ちょっと高かったけど電気代も上がったし良かったね。という日が来るかも知れません。
でもクルマはまだ買い替えしやすいのですが、家はそう簡単にはいかないですよね。
ということを踏まえての結論であればいいと思うのですが・・・
なのでじっくり来年4月の基準で考えてからでも遅くはないのではないでしょうかということが言いたいのです。
今後お客様宅を建築する際にぶっつけ本番だと正直私も不安なんです。
なので試作の意味も含めて現在の建売住宅は認定低炭素住宅ガレージ付平屋、ZEH住宅のガレージ付2階建て、ZEH住宅の平屋なのですが、(認定低炭素住宅2階建ては引渡し済)これらの住宅を建築して価格や施工等をフィードバックして家造りに役立てているのです。
沢山造ることができないのでガレージとZEH住宅セットで情報を集めたりもしていますよ。
価格としては価格だけを見ると高いと思われるかも知れませんが、安く設定しているつもりではあります。
また、いろいろなケースがある程度わかってきたので、南台1丁目B棟隣の空き区画に価格を抑えた断熱等級4かつ一次エネルギー消費量等級4仕様で建築することも可能となりましたので、是非ご検討いただければと思います。
2025年4月から義務化される「省エネラベル」
☆☆☆[☆☆☆] エネルギー消費量 [ 太陽光発電分]
☆☆☆☆☆☆☆
断熱性能 ★が多い方が省エネという見方です。
南台1丁目B号棟の実際の省エネラベル(本物)
仮に現行の新築住宅が2025年4月を跨いで販売を続ける場合の住宅とZEH住宅の「省エネラベル」
★★★[★★★] ★☆☆[☆☆☆] ※省エネ給湯器を設置したイメージ
★★★★★☆☆ ★★★☆☆☆☆
※ZEH住宅★11/13 ※現在の基準で来年4月以降★4/13
エアコンのように星マーク一目で省エネ基準が分かるようになります。
常陸土地建物 株式会社 M-design
〒315-0001 茨城県石岡市石岡3055
TEL: 0299-24-1343 FAX: 0299-24-0854
定休日:毎週水曜日・第二・第三火曜日 祝日
コメント
コメントを投稿