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住宅ローンの事前審査は慎重に行うことをオススメしています。

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お客様からよく聞かれるものの一つが住宅ローンのことですね。 超低金利の今、住宅ローンについて調べたりされているかと思います。 結構自己資金ゼロや自己資金分も合わせて融資という事も見たり聞いたりしていると、すぐ貸してくれそうな気がすると思いますよね。 ですが!そのまま受け取らない方が良いと思います。 例えば公務員の方や大企業にお勤めなら問題ないと思いますよ。 大丈夫だとは思うのですが、念には念を入れてと私は常に思っています。 やはり何千万円というお金を貸すということは、それなりの審査をしてから貸しているのです。 私はどんな審査方法でどんなところを見るのかが、何となくですが分かっているので、それに合わせて準備を整えてから審査に出すようにしていますよ。 ※ もし自分がお金を貸す立場ならキチンと返済してくれそうな人にしますよね。 ここが一番重要なので、どんなことでも正直にお話し頂いてからお客様に説明して事前審査を金融機関に出すようにしています。 何か過去に心当たりがあれば全て言ってもらっていますよ。 勇気のいることだとは思いますけど、私はそのこと自体には全く興味はありません。 いつも同じこと聞いてますからね。 はじめに聞かせてもらえば対策を講じることができるのです。 アウトになって初めて実は … ということになると、お客様の融資先の選択肢が少なく、もしくは無くなってしまうのです。 一度アウトになってしまうと凹んでしまい、次の提案をしても、その時点であきらめてしまう方もいらっしゃいます。 仮に今ダメでも将来大丈夫になるようなお話がしたくてもできません。 数年後家が欲しくなった時、また同じことを繰り返すことになってしまったらと思うと、とても残念でなりません。 自分のことなのでとやかくは言えませんが、何が原因なのかを突き止めると自分が一番納得できるのではないかと思いますし、その上で対策を講じることが一番かと思います。 転職や自営業なども対策を講じる必要があるケースが多いですね。 そうなった時にすぐに動けるよう準備しておくことがとても大切だと思いますよ。 ローンは事前でも慎重に行うことをオススメします。

住宅建築④-A小美玉市I様邸(道路からの視線に配慮)

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当社住宅新築施工例 道路からの視線をシャットアウトするテラスがあるお宅です。 写真テラスの左側はT字路になっていて、この家に沿ってある西側道路とその西側道路に向かってくる道路がちょうどぶつかるところなのです。 なのでこの家に向かって走ってくると、ちょうどこの家の全てが見えてしまうところに立地していて、まあ丸見えなんですよね。 そんな敷地条件でも室内で快適に過ごしたいですよね。 ※建築中に撮影した写真です。 ということで西側道路の視線を完全シャットアウトした造りです。 でも家の中からは窮屈感を全く感じずにリビングから吹抜け、そしてテラスまで大きなガラスで全部見えてしまうのでかなり広く感じることができるのです。 ・・・でも道路からの視線は全く気にしなくてもいいのです。 キッチン横のパントリー ワイドカウンターキッチンをこの頃から採用しています。 またパントリーもキッチン横にありますよ。 この頃にはパントリーのドアも無くなっていますね。ドアが無い方が使い勝手が良いとのことで採用です。

住宅建築③-A小美玉市W様邸二方向パントリー

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当社住宅新築施工例 2方向パントリーのあるお宅です。 なかなかパントリーを造れるお宅は限られているのですが、その中でもこの位のゆとりのあるパントリーはかなりの収納力がありますよ。 約1坪(畳2枚分)の大きさのパントリーです。 自分の持っているものの大きさで棚を作って行けばかなりの収納力となりますね。 キッチンから見たパントリー 私のオススメは冷凍庫ですかね。 なのでコンセントを付けておくことがポイントです。 冷蔵庫の冷凍室だけでは結構限界がありますし、コストコみたいなところで大量に購入したときなどに保管できる大型の冷凍庫は凄いいいと思います。 畳2枚分もあるパントリー※向こうは玄関 実際キッチン近くに「冷凍庫を置いておける家」なんてそんなにありませんよ。 玄関からパントリー入口 二方向なので玄関から直でパントリーに荷物を置くことができます。 もしこの戸がなければ、リビングからキッチンを通ってパントリーという動線になってしまいます。 かなりの距離短縮ですね。

最後は神頼み?地盤改良工事(杭打ち)の確率

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  最後は神頼み?地盤改良工事について 新しい土地(新規分譲地)に家を建てる場合は、結構な確率で地盤改良工事が発生すると思います。 柱状改良工事 ナゼ?かというと、新しい分譲地は土を入れ替えたり、場合によっては盛土などが行われている確率が高いからなんです。 調査会社や調査方法によってもいろいろな結果が出ると思いますが、盛土の場合は、ほぼ改良工事判定が出ますね。 改良工事となるとメーカーさん等会社にも寄りますが、柱状改良工事(一般的なスウェーデン式)だと深さも影響しますが、 1 階部分 15 ~ 17 坪くらいで 60 万円~ 100 万円位の費用がかかってしまいますよ。 土地価格は新規分譲地なので少々高い設定となっていると思います。 そこに設備負担金別途 30 万円とかあるのが一般的ですね。(水道加入金とかは更に別です) 土地を探して建物を建てるだけでも結構な価格となってしまうのですが、更に地盤改良工事費用までかかってしまうと、かなり痛いですね。 でもこれ、やらないと将来不安ですし、ハウスメーカーさんだとかなりの確率で地盤改良工事が必要ということになってきますよ。 建築する際は、土地、建物だけでパツパツにしないでください。 外構工事も予め引いておくと良いのですが、この辺は確実にかかってしまうところだから初めにみますかね。 これで大丈夫だ!と思ったところに来るのが、地盤改良工事費用という現実。 実際に工事に入る前の段階でないと分からないので、最後に発覚するとダメージが大きいんです。 調査会社や調査方法、建物メーカーによっても結果は様々なのです。 ちなみに当社の新築住宅は全て「 10 年地盤保証」を付けていますよ。 その方がお客様にとっても安心安全なのでそうしております。費用は掛かってしまいますけどね。 注文のお客さんも建てる土地が、昔からある土地(手を加えていない)の場合は、あまりありませんが、新しい分譲地や盛土した場合は、先ず改良工事判定が出ているんですよ。 住宅建築を考える際は、必ず頭の中に入れておいた方が良い金額です。

住宅建築②-A石岡市M様邸

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当社住宅新築施工例 主寝室から見える神社御神木の銀杏の木が見えます。 夏は強い日差しに映える緑、秋はどこまでも真っ青な空に鮮やかな黄色の葉。 夏も秋も鮮やかな色がお部屋楽しめるようになっていますよ。 どこの部屋に居ても季節を感じられます。 御神木に見守られての生活はどこか安心感がありそうですね。

住宅建築①:新築石岡市A様邸

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 当社住宅新築施工例 リビングから見えるので広く感じますよ。 少し前のお宅なのですが、吹抜けのところにちょっとした机を置いてワークスペースにできるスペースを造りました。 今でいう「テレワーク」に使えそうなスペースですね。 階段の下は収納スペースとなっています。 ブログの記事にも書いていますが、ベランダは屋根付きにしてます。 この家はリビングの掃き出し窓の所も屋根が付いている感じです。 この屋根は重要なんですよ。 夏はこれが庇の代わりとなって夏の強い日差しが直接お部屋に入って来ないのです。 プランや家のデザインを考える時に優先事項をハッキリさせておくと良いと思います。

応急危険度判定士とは?

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最近静かですね。でも天災は忘れた頃にやってくると言います。いずれにしても日本全国特に関東地方は 30 年以内に震度 6 程度の地震が起こる確率は 80 %以上となっています。 東日本大震災の時は、自宅の損傷により不安な気持ちになった人も多かったですよね。地震の後に住宅の被災状況を確認する「応急危険度判定士」という人がいます。建築士が大前提で、その他講習を受けて応急危険度判定士となります。 私は茨城県の応急危険度判定士なんですよ。東日本大震災の翌日から当社のお客様の住宅の任意点検を行いました。 実際あれほどの災害となると石岡市内でも危険度判定までには結構な日数を要したと記憶しています。 熊本地震では多くの人が 2 度目の大きな揺れで倒壊家屋の下敷きとなって多数の方が犠牲になってしまったことが悔やまれます。 業者であっても分かるものではありませんからね。判定さえ出来れば、危ないとすぐに判断出来ていれば違う結果となったでしょう。 当社の場合、何か災害があった時に一番大切なところって自分のお客さんですよね。あの時は屋根修理など修理に関してもいろんな所から依頼がありました。「当社で建てた訳ではないのですが、知っている人」が無茶な要求が多く一番面倒でしたね。朝一からお客さん宅を回りたいのですが、この対応に午前中取られてしまったりしました。 当社は工務店も兼ねているので、業者を含め修理依頼もあったのですが、正直他所はやりませんで当社お客さんだけしかやりませんでしたというよりできませんでしたね。もちろんそれで精一杯でしたが。 その代わり地震発生から 4 日以内には大体の物件の確認は終わったと思います。お客さんともお話したいのですが、お話していると明るいうちに物件見て回れなくなってしまうので、なるべく無言で分からないように見て回りましたよ。 外部損傷の酷い人には、見た目は心配なのですが、住宅の安全性は問題ないということを告げました。 昔の家は外壁がモルタル塗りが多かったので、モルタルが割れてしまったり脱落してしまったりでしたが、安全性には問題なしです。 このような任意活動も当社のお客様にはそれなりに安心してもらえたと思っています。 課題は高齢者のお客さんですね。お年寄りの方は我慢強いのと迷惑をかけないという点から当社に連絡がきたのが遅かったんです

石岡市リノベーションN様邸①(キッチン編)

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N様邸のリノベーションです。 施主様のご要望は以前の面影が一切残らない感じでリノベーションして欲しいとのご依頼でした。 この住宅は以前当社で中古住宅として仲介した物件です。 昭和の雰囲気が残る家って感じですね。この感じ私は逆に落ち着くような気もしますよ。 でも「とても寒い」という事でこの辺も完全してほしいというお願いもありました。 先ずキッチンから 背中を向けるタイプのキッチン DKから居間を見る。左は掃き出し窓 キッチンは背中を向けているタイプだったので、これを対面キッチンを採用しました。 1階部分はダイニングキッチン、居間、独立した和室となっています。 解体中の現地 和室に関しては居間からだと一度廊下に出て和室に入る感じなので現在はとても使い勝手が悪いということです。 現在DKと居間は中途半端な広さでもあるので、これをワンルームにして対面キッチンを入れることにしました。 問題は対面キッチンとした場合、壁がちょうど掃き出し窓のところになってしまいます。 キッチンサイズを検討して「アイランドキッチン」で検討を進めることにしました。 キッチンサイズは同じ価格で幾つかあるのでそれを検討したのですが、これまたアイランドキッチンとなる場合の両サイドの通路幅が中途半端になってしまうことが分かりました。 施主様と相談し掃き出し窓を壁にしてキッチンはペニンシュラにすることで通路幅を確保することにしました。 完成! 断熱材も入れて足元の寒さは改善されたようです。 掃き出し窓部分は通風タイプの勝手口で出入りを確保。 他は壁にしてキッチンを壁側に取り付けました。 これまで分かれていたキッチンと居間を一体型LDKとなりました。

住宅建築⑨-A小美玉市F様邸(階段)

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 当社住宅新築施工例 収納を多く取っています。2階には納戸、各部屋収納、階段下とリビング収納、パントリーとかなり収納力の高いお宅です。 明るい吹抜の玄関 リビングには収納もパントリーもあります。 対面キッチンと少し横に張り出したリビングは模様替えのパターンも増えてレイアウトしやすいようですよ。 いろいろなレイアウトが可能なリビング 2階の4畳納戸です。 室内窓も付いてます。 収納が多い家は当社の特徴でもあります。